カテゴリー別アーカイブ: 師範コラム

キッズ空手の試し割り。

試し割りは正に空手の醍醐味です、そして修行の成果を表わす重要な稽古でもあります。
試し割りの成果は、キッズの子供達にも大きな影響を与えます。
日々の修行の成果は正直に試し割りにも表れます。
例えば、基本の稽古が正確に行われているキッズは試し割りも上手に行えます。
試し割りを行う正確なホームや正拳や手刀や肘や脛などの攻め技で使用する各部位の硬さやスピードなど、如実に試し割りの結果に表われます。
そして最も重要なのは、試し割りを行う時の集中力や呼吸法など、試し割りを行う時に精紳を整えて気を集中させる行為です。
試し割りは子供達の精神力を向上させ自信を身に付ける為には絶大な効果を表します。
体の成長と技の進歩は目に見える肉体の修行の成果です、そして目に見えない肉体があります、それが精神です。
精神力はイザと言う時の余裕や本番に強い不動心の心構えなど、強い影響力を子供達の内面性に反映されます。
強い精神力を備える事により逆に優しい心が宿る事に気が付くでしょう。
そうした意味で、靖献会のキッズクラスでは進んで定期的に試し割りを行っております。

 

トンファー 武術

真の空手家は武術の心得も修得する必要がある。
いつ何時どんな敵と戦いになっても対応できる準備は常日頃から行っておくべきである。
相手が武術の使い手であれば己もその武術を把握しておけばその利点と欠点を見抜き戦いを有利に運ぶ事が出来る。
トンファーは使いこなせば実戦でも使用できる強力な武術具である。木製ではあるが鉄のように硬くて重い樫の木の素材は十分に骨を砕き折る事も可能である、こめかみや眉間、人中など急所に命中すれば一撃で死に至らしめる事もあり得る強力な武器となる。

スタイリッシュカラテ 技

彼女は何とオーバー50

正しい呼吸法による技の稽古や正しいストレッチ方法、更には瞑想や精神の集中力
の強化により、スタイリッシュカラテでは美容痩身やストレス発散は勿論、強いメンタル
マインドを形成し冷静で安定した精神が備わります。

それにより優しさと快活さを手に入れ、それが抜群のアンチエイジング効果を齎します。

皆様、明けまして、おめでとう御座います。

CIMG3488-1500皆様、旧年中は大変お世話になりました。
本年も昨年同様にご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

靖献会 三田道場は本年も青少年への武士道空手の指導と人材育成を主体に更なる発展を目指し、進化と成長を遂げようと邁進してまいります。
また、空手道の運動理学を利用したエクササイズにより社会人の心身の健康管理や美容の向上に貢献し、多少なりとも健全な精神と肉体を持ち合わせた人々が増えるようお手伝いさせて頂きたいと思っております。

空手道に於ける武士道の理念が少しでも社会に浸透し日本の将来に正義と武徳が万遍無く普及する事を願い、本年新春のご挨拶とさせて頂きます。
平成二十七年 新春

靖献典掌会館 総帥 
靖献会 三田道場 師範
十乃辺 靖典

 

 

小学校低学年からの空手道

stock-photo-beautiful-sport-karate-kids-137662148d6歳から9歳位までの間から初めて空手道を始める場合の基本は礼儀作法から入る躾教育から空手道の学びがスタートします。武道に於いて礼節が最重要な徳育の要であるのは勿論で、礼から始まるのは空手や武道の常道と云えますが、実はそれよりも大切なものが存在します、それは指導者の子供への愛情です。

空手の稽古はある意味体力的には厳しく、反復練習と辛いフィジカルな稽古が多くあります、同じことを繰り返す厳しい練習はつまらなくて飽きてしまう事も多く、子供にとっては苦しい時間でもあります。その上厳しい礼儀作法の強制はある意味指導方法を誤れば成長期の子供の精神と肉体に圧迫感を与えてしまう逆効果を植え付けてしまう危険性もあります。しかし、うまく指導をすれば精神的な自立を生まれさせ、礼節を守ることを善とする健全な人格を芽生えさせます、そして上達していく喜びも大いに経験することから、やり甲斐を見出せる人格に成長していきます。

また、ある程度稽古に慣れて来ると怠慢になったり手を抜いたり、気のゆるみが少しずつ表れてきます。そうすると思わぬ怪我をしたり怪我をさせたりする事にも繋がります。それを予防するのは指導者の眼であり子供達一人一人への理解度です。

子供は大人が思っている以上に大人びています、ある意味大人以上に大人の行動を良く見て心と頭で人物を感じ取っています。指導者が気を抜いた指導を行えば子供も気を抜いた稽古を行います。指導者が集中した気の入った指導を行えば子供たちも気の入った稽古を行います。

子供達の感受性は大変強く、自分が指導者から気に留めてもらっていないと感じた瞬間に子供と指導者との間に大きな壁が出来てしまいます。そうなってしまうと精神も集中力を欠き身の入った稽古も出来なくなりいずれは道場から遠ざかってしまいます。

稽古は厳しくなければ心身ともに強くはなりませんし優しすぎる稽古は意味がありません。その厳しい稽古を続けて行くのに欠かせないのは指導者の子供への愛情です。靖献会では100%の厳しさと200%の愛情で子供たちへの指導に当たる事を旨としています。

入門初期の段階では子供たちへの厳しい指導は殆ど行いません、ある意味初期の段階では子供達は自由に泳がせて指導者はその子の性格や性質を読み解くと同時に、子供達の道場に対しての愛着心と定着心を芽生えさせて行きます。そして3回、5回、10回と道場に通う中で厳しい礼儀作法や稽古を徐々に厳格さを持って指導していきます。

子供たちは愛情のある厳しい稽古には、立派に道場への帰属意識と道場への誇りとで返してくるものです。そして厳しさをクリアーしていく中で、自然と心身ともに強くなりプライド高きサムライのような若者に育っていきます。それを古臭い言葉で表現するのならば忠義と言う徳目と言えます。そして忠義と親孝行とは最も共通している概念で共通項の多い徳目なのです、結果的に道場で成長する中で親孝行を体と心で体現できる子供に育っていきます。

小学生低学年からの空手道は指導方によって大変すばらしい効果を子供達に齎すのです。

師範  十乃辺 靖典